環境にも優れた最新鋭の印刷機『LITHRONE G40 advance』を導入
CCG HONANDOは、印刷・サービス事業におけるさらなる発展と成長を目指すとともに、環境配慮企業としての責任を果たすために最新鋭の印刷機を導入しました。今回のコラムでは、『LITHRONE G40 advance』を導入した経緯、同機によって広がる印刷商材やお客様へのメリットなどをご紹介。
2024.01.31 印刷について
昨今の急激な経済環境の変化に伴い、印刷業界を取り巻く環境は大きく変化しています。自然環境への影響や社会問題などの解決が重要視されるなか、生産性と持続可能性の両立が印刷会社経営の重要課題のひとつになっています。CCG HONANDOは、環境配慮企業としての責任を果たすために、より環境負荷の少ない印刷機『LITHRONE G40 advance』を導入しています。今回は、同印刷機がもたらす環境製品について解説します。環境に配慮した製品づくりに関心のある方は、ぜひお問い合わせください。
〈 INDEX 〉『LITHRONE G40 advance』はKOMORI社が開発・製造する印刷機です。高い生産性と印刷品質に加えて、同印刷機に搭載された乾燥システムH-UV L(LED)により、製造工程において有害なオゾンが発生しないという特長があります。ゼロカーボンで製造できる同印刷機の特長を押さえながら、メリットについて解説します。
CCG HONANDOが導入している『LITHRONE G40 advance』はUVインキ5色の印刷機で、4色+ニス、4色+特色といった掛け合わせにも対応しています。表面にニス加工を施す場合、従来では一度印刷機を通してから再度載せていましたが、ワンパスで処理することができます。見当合わせも自動で行うため、効率的かつ短納期で製造することができます。
『LITHRONE G40 advance』では、最大1mmまでの厚さの紙に印刷することができます。チラシやパンフレットなどの商業印刷では紙厚0.3mmまでしか印刷できず、厚みのある用紙に印刷するには0.3mmで印刷した後に「合紙」の工程が必要になります。別の工程が発生するということは、加工会社までの運搬、加工工程での製造においてCO2が発生するということ。1mmの厚紙に直接印刷できる『LITHRONE G40 advance』を用いることで、CO2を削減することが可能です。
『LITHRONE G40 advance』にはインラインカメラが設置されており、製造中の濃度測定、汚れ検知、自動検討合わせを瞬時に行います。当社では、インラインカメラで全数検査、オペレーションスタンドで抜き取りチェックを行うことで、より高精度かつ高品質な印刷物を製造することができます。
印刷機内の全ユニットにインターデッキを搭載。次のインキをのせる前に即座に乾燥できるため、色の剥がれを防ぐことができます。スペシャリティーズをはじめ、ユポ紙やタック紙にも対応しており、あらゆるペタ濃度にも対応しています。
CCG HONANDOは、印刷・サービス事業におけるさらなる発展と成長を目指すとともに、環境配慮企業としての責任を果たすために最新鋭の印刷機を導入しました。今回のコラムでは、『LITHRONE G40 advance』を導入した経緯、同機によって広がる印刷商材やお客様へのメリットなどをご紹介。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量を省エネルギー化で削減しながら、削減しきれない分を植林や森林保護といった他の場所での吸収によって、ライフサイクル全体で見た時にプラスマイナスゼロを目指す取り組みのことです。CCG HONANDOは、自社工場内での印刷物製造における調達エネルギーを100%再生可能エネルギーのバイオマス燃料を使用し、CO2排出量ゼロを実現。カーボンニュートラルを実現する工場として稼働しています。
印刷サービス企業として、社会を支える企業として、環境負荷の低減は大切な使命です。SDGsなどの活動を通じて世界的に環境負荷低減の取り組みが行われているなか、CCG HONANDOは2010年からエコアクション21と連動した二酸化炭素排出量や廃棄物の削減、脱プラ製品の開発・製造、FSC認証紙などのサステナブルペーパーといった環境負荷低減に向けて取り組んでいます。ここからは、より良い環境づくりに貢献するための環境配慮型製品を紹介します。
当社のカーボンゼロ工場で製造したポケットノートです。その名前の通り、ワイシャツの胸ポケットやスーツ・ジャケットの内ポケットに収まるサイズで製造しています。製造時のCO2排出をゼロにした環境配慮ノートは、企業の宣伝やイメージアップに効果的。営業時・訪問時の粗品やノベルティとしてご利用いただけます。
書類の折れ曲がりや汚れを防ぐクリアファイルを使用している方も多いと思います。本製品は、ポリプロピレンなどで作られるクリアファイルを紙で作った脱プラ製品です。左利き・右利き関係なく、ファイルを開きやすいように表と裏で開く場所を変えた仕様のユニバーサルデザイン製品です。ペーパーファイルの素材を生かして内側にも印刷を施すことが可能です。
フリマアプリやオークションサイトの荷物を、郵便ポストへ投函することで送ることができるボックスの商品を見かけますが、1mm紙厚に印刷できる印刷技術に加えて、不純物として古紙リサイクルの障害になる「糊」を使わずに組み立てられる環境配慮製品です。仕上がりは、小さな荷物をポストに届ける「クロネコゆうパケット」の最大サイズに対応しているので、使い勝手が良く便利です。印刷されたQRコードを読み取ると、箱の組み立て動画が流れる仕様になっています。
ちょっとしたアイテムを収納できて、組み立ても簡単なStrage Box。箱の展開サイズはA3見開きですが、折りたたむと郵送しやすいA4サイズになります。組み立てる際に「糊」を使用しないため、古紙としてリサイクルすることも可能です。
CCG HONANDOでは、地球にやさしいエコな印刷を続けながら、さらなる環境負荷低減に向けた取り組みを実践中。今回のコラムでは、国連加盟国が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」と、それらの達成に向けた私たちの取り組みについてご紹介します。
今回は、「環境に配慮した製品づくり」に焦点を当て、CCG HONANDOの環境配慮製品を紹介しました。この他にも、アフリカのバナナ農家で収穫期に廃棄されたバナナの茎の繊維を用いたバナナペーパーや、竹林管理を利用した非木材紙のバンブーペーパーなど、使用する一枚一枚の紙にもこだわり、サステナブルな社会の実現に向けて貢献しています。CCG HONANDOは設定した環境目標に基づき、より良い環境づくりに貢献するための活動を続けていきます。
国連が掲げたSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、世界中でさまざまな活動が行なわれています。バナナペーパーは、いわゆる“サステナブルペーパー”の代名詞的存在。普通の紙とどのように違うのか、その特徴や環境にやさしい理由、メリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。
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