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2022.10.27

印刷用紙の種類と選び方を解説!用途に合ったおすすめの用紙は?

印刷物を作りたいけど、どの用紙にすればいいかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。印刷用紙にはさまざまな種類があります。普段は普通紙しか使わないという方も、使用目的やプリンターの種類に合った適切な用紙を選ぶことで、印刷品質の向上やコスト削減につながることもあります。今回は「印刷用紙の選び方」を解説。プリンター用紙の種類やその違い、用途に合ったおすすめの印刷用紙についても紹介します。

INDEX
印刷用紙(非加工紙)の種類と特徴
印刷用紙(加工紙)の種類と特徴
印刷方法に合った用紙を選ぶことが重要
用途ごとのおすすめの印刷方法
印刷用紙に関するよくある質問
CCG HONANDOではお客様のご要望に応じた印刷用紙をご提案

印刷用紙(非加工紙)の種類と特徴

印刷やコピーに使われる用紙は「加工紙」と「非加工紙」の2種類に分けられます。なかでも、家庭やオフィスで幅広く使用されているのがパルプから生成した非加工紙です。非加工紙はさらに「普通紙」「再生紙」「上質紙」の3つに分かれます。それぞれ特徴やコストが異なるため、用途に合わせて選べるように基本的なポイントを押さえておきましょう。

①普通紙

もっとも身近な用紙のひとつが普通紙です。「コピー紙」や「PPC(Plain paper copier)用紙」とも呼ばれ、家庭や企業問わず、文書や資料の印刷に使用されています。他の用紙に比べて安価であること、またインクジェットプリンター、レーザープリンター、コピー機といったさまざまな印刷機で使用できることから、大量印刷やコピーなど幅広い用途で使用することができます。

②再生紙

再生紙は、使用された新聞紙や雑誌などの古紙を再利用して作られた印刷用紙です。普通紙や上質紙に比べて白さが弱く、やや紙のコシが弱くなっていますが、印刷の品質や汎用性は普通紙と大きく変わりません。再生紙の活用は環境にもやさしく、行政からも利用が推奨されています。ただし、古紙を再利用するコストがかかるため、普通紙よりも割高に。エコや環境に配慮したい方に最適な印刷用紙です。

③上質紙

上質紙は化学パルプの含有率100%の非加工紙です。印刷品質に優れ、白さも強く、普通紙よりもきれいな仕上がりになります。また、表面をコーティングしていないため書き込みしやすく、ハガキやスタンプカードの印刷用紙として最適です。ただし、カラーで写真などを印刷すると、インクの滲みや色の沈みが目立つため注意しましょう。上質紙に着色を施した「色上質紙」もあり、モノクロ印刷でもカラーの入ったチラシやパンフレットを簡単に作ることができます。

印刷用紙(加工紙)の種類と特徴

紙に特殊な加工を施し、光沢や色、耐久性・耐水性などを加えた印刷用紙を「加工紙」と呼びます。非加工紙と比べると割高ですが、効果的に使うことでより印象的な印刷物を作ることができます。ここでは、代表的な加工紙である「光沢紙」「コート紙」「マットコート(マット)紙」「特殊紙」をピックアップして、その特徴を解説します。

①光沢紙

光沢紙とは、表面をコーティングした光沢のある印刷用紙のこと。インクの滲みが少なく、鮮やかな発色が得られることから、家庭用インクジェットプリンターの印刷でも使用されています。写真のカラー印刷はもちろん、写真を多く使ったポスターやパンフレットの印刷にもおすすめです。ただし、レーザープリンターでは使用できないケースがほとんどで、誤って使用するとプリンターが故障する恐れも。

②コート紙

コート紙は上・中質紙を原紙として、表面にコート剤を塗布した印刷用紙です。ツルツルとした感触でツヤがあり、写真や色の再現性に優れています。フルカラーの折込チラシやポスター、週刊誌、ファッション誌の表紙などに使用されることが多い用紙です。比較的安価でインキのノリもよいコート紙ですが、表面をコーティングしているため、アンケート用紙などの書き込みをする用途には向いていません。

③マットコート紙

マットコート紙とは、ツヤ消しのコーティングが施された加工紙のこと。コート紙に比べて光沢が控えめで、色味もやや沈んだように仕上がりますが、上質紙よりも発色は良好。落ち着いた雰囲気やしっとりとしたイメージの印刷物を作りたい場合におすすめです。また、光沢が抑えられている分、文字の書き込みや読みやすさにも定評があり、パンフレットやカタログなどに使用されています。

④特殊紙

特殊紙とは、コート紙・マットコート紙・上質紙以外の印刷用紙を指します。ひと言で「特殊紙」といっても、キラキラとラメが入っている用紙もあれば、通電性や耐水性を備えた用紙もあります。普通の用紙にはない特徴を持っているのが特殊紙です。特殊紙を使うメリットは、唯一無二の印刷物を簡単に制作できること。しかしながら、特殊紙を印刷・加工できる機械は限られており、非加工紙と比べて製造工程数も増えてしまいがち。コストも大きくなるため、大量印刷する際には注意が必要です。

特殊紙ってどんな印刷用紙?種類や特徴を解説!

マット紙やコート紙のような表面加工した用紙ではなく、紙自体に繊維が入っていたり、キラキラとしたラメが入っていたりする紙のことを特殊紙と呼びます。コピー用紙と違って頻繁に使われる紙ではありませんが、効果的に使うことでインパクトのある紙製品を作ることができます。今回は特殊紙を取り上げ、その種類や使用するメリット・デメリット、特殊紙におすすめの用途・紙製品を解説します。

印刷方法に合った用紙を選ぶことが重要

代表的なプリンター用紙というと、「普通紙」が思い浮かびます。確かに安価で入手しやすく、あらゆるシーンで使用されていますが、すべての印刷物に使用するのはあまりおすすめできません。普通紙は文書などのモノクロ印刷には向いていますが、写真などのカラー印刷には向いていません。また、クライアントへの提案資料など、しっかりした印象を与えたいときは普通紙よりも上質紙を選びたいところです。印刷物の品質を担保するには、目的や用途に合った用紙を選ぶことが大切です。

用途ごとのおすすめの印刷方法

用紙選びのポイントは、印刷の用途や使用するプリンターの種類に合った用紙を選ぶこと。使用目的に合わせて紙の種類を変えることで、印刷のクオリティはもちろん、印刷物を受け取った方の印象を変えることも可能です。また、プリンターの種類によって使用できない用紙もあるため、用紙を購入する際は対応機種を確認しましょう。

①文書・資料の印刷におすすめの用紙

家庭やオフィスで文書・資料を印刷する際は、コストの安い「普通紙」を使用するケースが多いです。ただし、来客用の資料など、かしこまった場で用いる印刷物であれば「上質紙」や厚口の用紙も検討したいところ。また、上質紙に色がついた「色上質紙」は、モノクロ印刷で華やかな印象の印刷物を作成できるため、自社でカタログや申込用紙を印刷する場合におすすめです。環境に配慮する場合は「再生紙」も検討しましょう。

②チラシ・ポスターの印刷におすすめの用紙

折込チラシの印刷には、「マットコート紙」「コート紙」「上質紙」を使用するケースが多いです。コート紙は比較的安価に印刷できますが、筆記性に優れているわけではありません。チラシをアンケート用紙として併用する場合は、マットコート紙や上質紙などがおすすめ。また、写真を多く用いたデザインのチラシであれば、発色に優れたコート紙を使うのもよいでしょう。

③パンフレットの印刷におすすめの用紙

パンフレットは保存してもらう印刷物であることから、通常の印刷よりもやや厚みを出したいもの。そんなときは「超厚口」などの用紙を使用するのもひとつの方法です。また、商品やサービスをより印象づけたい場合は、発色や色の再現性に優れた「コート紙」もおすすめです。インクジェット用コート紙は家庭用プリンターでも使用できますが、印刷できる紙の厚さが決まっているため、確認してから使用するようにしましょう。

④カード・名刺の印刷におすすめの用紙

カード・名刺には「マット紙」や厚めの「上質紙」を使用します。しかしながら、名刺は企業や人の第一印象を左右するツールです。用紙にこだわって「特殊紙」で作成する人も少なくありません。特殊紙は、大事な場面で使用するポストカードやDMなどにもおすすめです。特殊紙を印刷できる会社は限られますが、最近はチラシやポスター、名刺を特殊紙で印刷できるネット印刷もあります。難しい印刷やクオリティ重視の印刷を行なう場合は、印刷会社へ依頼することも検討しましょう。

印刷用紙に関するよくある質問

印刷用紙にはさまざまな種類が存在し、サイズ、厚み、重さなどの表記ルールも独特です。基本的な知識を押さえておけば、用紙選びで迷うことも少なくなるでしょう。ここでは、印刷用紙を選ぶ際によくある質問にお答えします。

印刷用紙の表記にある「kg」とは?

印刷用紙の基本的な表記ルールとして、「紙質の名称+紙の厚み」があります。例えば「コート 110㎏」の場合、紙質が「コート紙」、厚みが110㎏の用紙という意味になります。また、この時の「㎏」は紙を1,000枚重ねた時の重さを表しています。紙の厚みを示すはずなのに、なぜ単位が「㎏」になっているかというと、昔から印刷会社と製紙メーカーが紙の重さを量って取引していたからです。莫大な量の紙を枚数で数えていると効率が悪く、重さ単位で取引するようになった結果、そのまま「厚み」の単位として用いられるようになりました。

どんなサイズの印刷用紙がある?

印刷用紙を選ぶ際に、「A4」「A3」「B5」「B4」というサイズ表記を目にする機会も多いと思います。あまり知られていませんが、このA(A判)は国際的な規格で、B (B判)は日本独自の規格を意味しています。A・B列ともに、短辺と長辺の比率が「白銀比」と呼ばれる1:√2になっており、「A0」「B0」を起点に、1・2・3と数字が増えていくたびに、用紙サイズは半分になっていきます。

CCG HONANDOではお客様のご要望に応じた印刷用紙をご提案

用紙選びは製品の仕上がりイメージを左右する大きなポイントです。これまでなんとなく用紙を決めてしまっていたという方も、印刷発注において何を優先するのか、優先順位を決めて用紙を選定しましょう。「種類はわかったけど、用紙の実物イメージがわかない」「これまでネットプリントで印刷していたけど今回はこだわりたい」という方は、ぜひCCG HONANDOにご相談ください、お客様のご要望に合った用紙をご提案します。

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