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2024.07.31 印刷について

会社案内を制作するポイントは? 制作の流れや費用、おすすめの印刷方法を解説

会社案内を制作するポイントは? 制作の流れや費用、おすすめの印刷方法を解説

新規顧客を開拓する際や、新入社員を募集する会社説明会などで会社案内を活用している方も多いと思います。会社案内は、「企業の顔」ともいえる重要なツールです。会社の情報を詰め込んだ冊子ではなく、会社の強みやビジョンを効果的に伝えるための冊子です。今回は、会社案内パンフレット制作の流れを詳しく解説しながら、制作にかかる費用やおすすめの印刷・加工方法をポイントを紹介します。

〈 INDEX 〉
魅力的な会社案内を制作するためのポイントは?
会社案内制作の流れ
会社案内におすすめの印刷方法
会社案内におすすめの製本方法
会社案内の制作・印刷はCCG HONANDOにおまかせください
まとめ

魅力的な会社案内を制作するためのポイントは?

魅力的な会社案内を制作するためには、一番伝えたい企業の強みや独自性を明確にすることが大切です。見た目やデザインにこだわるあまりに、肝心の内容が曖昧だと読み手に伝わりません。まずは会社案内に盛り込む内容を決めてから、デザインに取りかかることをおすすめします。ここでは、魅力的な会社案内を制作するためのポイントを紹介します。

会社の個性・強みを明確に伝える

会社案内では、自社の強みや個性が一番に伝わらなければいけません。制作に取りかかる前に、自社のミッションやビジョン、独自性などを明確にしましょう。その際に、他社と差別化できるポイントを強調するとよいでしょう。ビジュアル面でも独自のデザインやロゴを活用し、インパクトのあるデザインにすることで、自社の強みをよりアピールすることができます。

読者目線でわかりやすく伝える

会社案内を制作する際に忘れがちなのが、読者目線です。たとえば業界特有の専門用語を多用したり、伝えたい気持ちがあふれて、文字ばかりの紙面になってしまったりすることがあります。専門用語を使う場合は補足などで説明し、できる限り簡潔な表現を心がけましょう。また、箇条書きや図表、イラストを活用すると、視覚的にわかりやすくなるのでおすすめです。コンテンツ面では創業のエピソードや製品・サービスの導入事例、社員の声などを盛り込むことで、会社に対する親近感や会社の信頼性を高めることができます。

写真や画像を活用する効果的に使う

写真や画像があれば、積極的に使っていきましょう、視覚的なわかりやすさや魅力が高まり、読者の興味を惹くことができます。たとえばオフィスの風景や社員の様子、製品やサービスの具体的な写真を掲載することで、会社の雰囲気や実績を直感的に伝えることができます。また、加工方法によって、続きものの画像を組み合わせて開く楽しみをプラスしたり、見開きいっぱいに写真を使ってインパクトを出したりすることもおすすめです。

情報を整理してメリハリをつける

会社案内では、要点を絞ったうえで、情報にメリハリをつけることが重要です。たとえば、見出しは目立たせて説明文の文字はやや小さくする、箇条書きを活用して視覚的にわかりやすくするなど、情報を整理するだけで見やすさは大きく変わります。一般的に、1ページ=1テーマに絞るのが読みやすく、伝わりやすいバランスといわれています。読者目線を忘れずに、適度な空白を取り入れながら、情報を詰め込みすぎないように注意しましょう。

会社案内制作の流れ

会社案内を制作する際は、行き当たりばったりで進めるのでなく、しっかりと段取りを決めて、余裕のある進行管理が重要です。ここでは、会社案内制作の流れを順番に解説し、それぞれの工程で押さえておきたいポイントを紹介します。

コンセプトを決める

会社案内制作の第一歩は、コンセプトを決めることです。コンセプトは会社案内の方向性を決める重要な指標で、制作工程における基盤ともいえます。会社案内を使用するシーン(営業活動・採用活動など)を明確にするとともに、自社に対してどのような印象を持ってもらいたいかを具体化していきます。コンセプトが明確であれば、後工程で迷っても、このコンセプトに沿っているかどうかを見極めながら進めていくことができます。

ターゲットを明確にする

コンセプトを決めたら、次に行なうのがターゲット設定。誰に向けた会社案内なのかを明確にすることで、盛り込むべきコンテンツやデザイントーンがが見えてきます。たとえば営業活動で用いるのであれば、サービスの独自性や導入するメリットをアピールするのが望ましいでしょうし、採用活動で用いるのであれば、社員の声や働き方、企業風土などのコンテンツを盛り込んで働きやすさをアピールするのが望ましいです。紙面は限られているため、ターゲットが求める情報や関心に沿ってコンテンツを検討していきましょう。

伝えたい情報を整理する

次に取りかかるのは、伝えたい情報を整理することです。会社の沿革、事業内容、製品・サービスの特徴、ビジョン、代表挨拶、社員のコメントなど、読者に知ってほしい情報をリストアップします。次に、リストアップした情報から絶対に伝えたい情報、または読者が知りたい順番などの基準を設けて優先順位付けを行ないます。掲載するコンテンツによっては紙面を大きく割くので、情報過多にならないよう、簡潔にポイントを押さえるようにしましょう。

デザインを工夫する

次の工程は、デザイン作業です。デザインへのアプローチの仕方はさまざまありますが、自社のイメージやブランディングに合った色やフォントを設定し、写真やイラスト、グラフなどのビジュアル要素を配置していきます。使用するシーンを思い浮かべながら、説明しやすいレイアウトになっているか、初めて見る人でも伝わりやすいストーリー設計になっているかを意識しましょう。また、会社案内のデザインテンプレートなども見かけますが、自社の魅力を最大限に伝えるには、オリジナルのデザインを作成することをおすすめします。

印象に残る言葉にこだわる

会社案内では、印象に残る言葉にこだわりたいところです。具体的かつわかりやすい言葉を選び、企業のビジョンや強みを印象付けましょう。また、専門用語や難解な言葉は避け、ターゲットとなる読者層に合わせた言葉を用いることが大切です。さらに、キャッチコピーや見出しには、ユニークな表現やインパクトのあるフレーズを取り入れることも効果的です。企業の信頼感や親しみやすさを伝えるために、誠実で前向きな表現を心がけましょう。

会社案内におすすめの印刷方法

会社案内を印刷する際は、掲載するコンテンツや用途、製造数に応じて最適な印刷方法を選ぶことが大切です。ここでは、代表的な印刷方法であるオフセット印刷とデジタル印刷についてわかりやすく解説します。さらに、企業からの関心の高い環境に配慮したカーボンゼロプリント印刷についてもご紹介します。

オフセット印刷

オフセット印刷とは、会社案内において最も使われている印刷方法で、作成した版をもとに水と油の反発する性質を利用してインキを転写する印刷方法です。再現性の高い印刷方法のひとつで、細かい文字や画像も鮮明に印刷することができるので、高品質な仕上がりが求められる会社案内に最適です。また大量印刷にも適しており、部数が増えるほど1部あたりの単価は下がりますが、版を作成することになるため、少部数だと割高になりがちです。

デジタル印刷

デジタル印刷とは、版を使わずにデータを紙に直接転写する印刷方法です。柔軟性が高く、個々のページごとに異なるデザインや情報を効率的に印刷でき、少部数かつ短納期での制作が求められる際におすすめです。更新頻度の高い情報を掲載する会社案内や、ターゲットごとに複数のデザインを作成するような場合にも効果的です。

カーボンゼロプリント

カーボンゼロプリントとは、環境に配慮した印刷方法です。CO2排出量が実質ゼロで稼働する印刷工場で製造する印刷物には「カーボンゼロプリントマーク」を記載することが可能です。マークを記載することで、環境に対する取り組みやCSR活動への積極的な取り組みをアピールすることができます。

会社案内におすすめの製本方法

会社案内を制作する際には、デザインに加えて製本方法(加工方法)も検討したいところ。盛り込みたい情報量や使用する場面、ターゲットに合った加工方法を採用することで、会社案内の魅力をより高めることができます。ここでは、会社案内によく使われる5つの加工方法を紹介します。

中綴じ製本

「中綴じ」とは、見開きの本文と表紙を2つ折りにして、中心部分を針金(ホチキス)で留める製本方法です。ページ数の少ない会社案内では最も一般的な加工製法で、少ないページ数から綴じられて、ページを開きやすいというメリットがあります。ページを開きやすいため誌面を有効活用でき、自由度の高いレイアウトも可能です。たとえば商品やサービス、オフィスなどの写真を見開きいっぱいに使用することで、インパクトのある会社案内にすることができます。

無線綴じ製本

「無線綴じ」とは、本文を折った束(折り丁)の背の部分を強力な接着材で固め、表紙用紙でくるんで綴じる、いわゆる「本」のような製本方法です。針金(線)を使わずに本文を綴じることから、「無線」と呼ばれています。無線綴じはページ数が多い冊子に使われることが多く、またコストもかさむことから、会社案内に利用される機会は多くありません。長期的に利用する場合は考慮に入れてもいいでしょう。

無線綴じ(くるみ製本)とは?特徴や中綴じとの違い、メリット・デメリットを詳しく解説

無線綴じは、文庫本や参考書、カタログといったさまざまな冊子に使用されている製本方法で、皆さんがお持ちの本をはじめ、書店でも見かけたことがあると思います。そんな無線綴じの特徴からメリット・デメリットまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

リング製本

「リング製本」とは、ページに穴を開けてリング状の綴じ具で綴じる製本方法で、メモ帳や卓上カレンダーによく使われています。360度開閉できるため、ページをしっかり開きやすく、見やすさや使いやすさに優れています。卓上カレンダーの製法と組み合わせることで、「自立する会社案内」も制作可能です。一風変わった会社案内を作りたい方におすすめです。

折り加工製法

「折り加工製法」とは、1枚の用紙を折って加工した製法のことで、完成した印刷物は「リーフレット」とも呼びます。紙の中央で1度折る「2つ折り」や、3等分に折る「巻き3つ折り」など、用途やデザインに応じてさまざまな折り方があります。コストを抑えやすいのが最大のメリットで、手になじんで持ち運びしやすいシンプルな会社案内を作りたい方におすすめです。

ポケットファイル製法

「ポケットファイル製本」とは、ポケットが付いたファイル形式のパンフレットの製法です。ポケット内に1枚ずつペラの資料を差し込んで利用します。中綴じよりもコストはかかりますが、チラシ、名刺、ノベルティなど、ポケットに差し込む資料を柔軟に差し替えることができるため、情報に変更があった際に、差し込む資料1枚だけの変更で済む場合があります。料金や拠点など、更新頻度の高い資料を同梱する際におすすめです。

会社案内の制作・印刷はCCG HONANDOにおまかせください

CCG HONANDOでは、中綴じ製本を中心に、多くの会社案内を制作しています。印刷製品を扱う企業の会社案内では、ポケットファイルに収納するペラをすべて異なる種類・厚さの紙で制作しました。会社案内は紙やデザイン、印刷・加工方法によって無限の可能性があります。お見積もりのみのご相談でも構いませんので、会社案内制作の際は豊富な制作実績を持つCCG HONANDOにぜひお問い合わせください。

まとめ

今回は、会社案内を制作する際の流れや、制作にかかる費用、おすすめの印刷方法・製法方法について解説しました。会社案内は「企業の顔」ともいえる重要なツールです。デザインや製本方法にこだわることで、より効果的な会社案内を制作することができます。CCG HONANDOは会社案内を作成する目的や用途、使用する場所に合わせたクリエイティブなど、細部にこだわった1冊になるようサポートします。

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